セラピストに限らずお客様をほぐす仕事に従事している者にとって、指の強さ特に親指の強さがとても大切なことです。

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本当の押し方

マッサージなどで筋肉をほぐす時は、親指に力を入れてほぐすのではなく、親指に自分の体重を乗せて押していきます。指に力を入れて押すと受ける方は無意識に防御機能が働き、筋肉が萎縮してしまいます。そんな状態で押しても筋肉は緩みませんし逆に筋肉を壊してしまいます。指に力を入れず自分の体重を利用することで安全に筋肉をほぐすことができます。

指の訓練

指に体重を乗せてフラつかないようになる必要があります。私は指立て伏せをしたり施術で指を鍛えました。親指を鍛えるのはとても大変で、お茶碗やコップを持ったりするのが辛く、雑巾もちゃんと絞ることができないほど痛かったです。そんな日々が大体3ヶ月ぐらい続きました(ここら辺は個人差があると思います)。

押している状態を維持するのが、最初は痛いだけでしたが、段々痛気持ちいい状態になり、何時の頃か痛くなく、長く押していてもプルプルしなくなりましたので、指が出来上がったなと実感しました。

指は大切に

中には痛いのを我慢できず辞めてしまう人もいますし、指を壊して辞めてしまう人もいました。指が壊れてもテーピングすれば出来なくはないのですが結構つらいです。指を壊してから強くなる人もいますが、やっぱり壊さないで強くした方が良いです。

指が強くなるまでは、強押しのお客様に当たった場合は他のスタッフにチェンジしてもらったりと、仲間の協力も必要ですね。私は仕事が終わるとシップを貼ったり、痛み止めの薬をつけたりメンテナンスをちゃんとしていました。今でもお客様で強押しの人が続くと指が痛くなりますので、ちゃんとメンテナンスをしています。

まとめ

指を強くするのはセラピストを目指す者なら誰もが通る道ですね。指を大切に労わりながら強化してください。